イベントに参加をしてみて 第16回文化庁メディア芸術祭 

第16回文化庁メディア芸術祭も明日(2月24日日曜日)が最終日です。4部門の受賞作品のうち、アート部門アニメーション部門の作品 について私的感想を述べてみました。エンターテイメント部門とマンガ部門に関しては、感想を述べるほど自分に知識がないので、同芸術祭の受賞作品や期間中のイベントを通して学ばせてもらっています。
 
同芸術祭のイベントの中でも、私が毎回楽しみにしているのが、受賞者プレゼンテーションとシンポジウムです。前者は、製作者が自分の作品について、その意図、制作過程など語ります。つまり彼らの作品の「本当の意味」を彼らの言葉で私達は理解出来るわけです。後者も業界の関係者から様々な興味深い裏話を聞くことが出来ます。
 
エンターテイメント部門のイベントでは、優秀賞『GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動』を受賞したGRAVITY DAZE チームのディレクター外山圭一郎氏、アートディレクター山口由晃氏、リードプログラマー横川裕氏の三人によるプレゼンテーションに参加しました。ゲームをしない私でも非現実世界を視覚化する彼らの熱意に圧倒されました。このゲームは、光とか空気感の表現が繊細な「作品」で、横山氏が述べていた「アニメーションとプログラムの融合」がゲームという形で表現されていることがプレゼンテーションを通してよくわかりました。
 
マンガ部門では、功労賞を受賞された編集者・小長井信昌氏が出演する「少女マンガの立役者」というシンポジウムに参加しました。ゲストは、あの『ガラスの仮面』の作者、美内すずえ氏。『ガラスの仮面』といえば今度50巻目が発刊される人気マンガのひとつ。美内すずえ氏をデビューから育てたのが小長井信昌氏。シンポジウムでは『ガラスの仮面』が生まれた裏話を聞けましたし、贅沢な企画でした。
 
明日の最終日は、エンターテインメント部門で新人賞を受賞したIDPW制作の『どうでもいいね!』を国立新美術館の作品展示場で週末のみ1人解説している「リアルインターネットおじさん」が出没するらしいので見に行くつもりです。

第16回文化庁メディア芸術祭
公式サイト
http://j-mediaarts.jp/