第17回文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門大賞『はちみつ色のユン』の上映会で思ったこと

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第17回文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門 大賞 『はちみつ色のユン』 ユン/ローラン・ボアロー.
©Mosaïque Films – Artémis Productions – Panda Média – Nadasdy Film – France 3 Cinéma – 2012.

 

第17回文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門大賞は、『はちみつ色のユン』です。この作品は、バンド・デシネ作家及び映画監督であるユン氏とドキュメンタリー監督のローラン・ボアロー氏の共同制作です(*1)。上の画像を見ると、大家族の真ん中に1人だけ黒い髪の男の子が座っています(*2)。この男の子がユン、つまり製作者の1人であるユン氏なのです。

先週の大雪の土曜日、同芸術祭受賞作品展の期間中のイベントの一つとして『はちみつ色のユン』の上映会がありました。そこで、ユン氏とモデレーターの小出正志氏(審査委員)のトークショーもあり、製作者本人から作品の説明を聞くことが出来ました。その時に、今回の『はちみつ色のユン』は、マンガ、アニメーション、自伝、ドキュメンタリーから構成されたハイブリッドな作品に仕上がっているという話が出てきました。

この作品の内容については、ここでお話するよりは、何の情報も得ないまま観たほうがよいと思うので、詳細は避けます。あえて、個人的感想を一言、述べるのであれば、グローバル化がすすむ世界の中で、個々の民族としてのアイデンティティーは、どこの土地へ行っても拭えない現実を、この作品は表現していると思いました。

なお、同芸術祭受賞作品展の期間中、他のアニメーション部門の受賞作品も上映されていますので、上映プログラムや申込&受付方法に関する詳細は、第17回文化庁メディア芸術祭公式サイトをご参照下さいませ。

では、今日はこの辺で。

*1「バンド・デシネ」(略称はB.D.)とは、「ベルギー・フランスを中心とした地域の漫画」を意味します。 http://ja.wikipedia.org/wiki/バンド・デシネ(2014年2月13日13:15 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』より。
*2 画像は、第17回文化庁メディア芸術祭事務局より使用許可を得ています。

第17回文化庁メディア芸術祭受賞作品展
会期:2014年2月5日(水)~2月16日(日)
会場:国立新美術館
開館時間:10:00 ~ 18:00(金曜は20:00まで)
※入場は閉館の30分前まで
入場無料
その他会場:東京ミッドタウン、シネマート六本木、スーパー・デラックス

プログラム等の詳細は、以下の公式サイトを参照。
第17回文化庁メディア芸術祭
公式サイト
http://j-mediaarts.jp/