「メトロポリタン美術館 古代エジプト展 女王と女神」 東京都美術館  さすがメトロポリタン美術館

2014 09 04 14 14 27

東京は、朝晩涼しくなってまいりました。

現在東京都美術館で開催中の「メトロポリタン美術館 古代エジプト展 女王と女神」へ先日行ってきました。

同展覧会のポスターで微笑む女性(上の画像ポスター左側)は、ハトシェプスト。古代エジプト新王国時代、夫であるトトメス2世死後、政治的力を蓄え、ついには女性として第18王朝のファラオ(エジプト王の称号)になりエジプトを支配していきます。まさに同展覧会のキャッチコピー「美しく治め、美しく装い、美しく生きた」のような女性だったようです。

同展覧会に行ってみて、個人的に驚いたのが、出品作品の質の高さです。このレベルのメトロポリタン美術館の所蔵作品を東京で観る事が出来るのは、つくづく有り難いです。こういった海外の美術館の所蔵作品を日本で展覧会として公開することは、構想、企画まで数年、それから輸送、保険、展示にいたるまで、信じがたいような時間と人力と経費を要するのですが、実際展覧会の開催期間は、だいたい2カ月くらいで終わってしまいます。もちろん、辛口を言わせていただければ、日本で開催される各展覧会で「よい作品」ばかりが海外の美術館から提供されるわけではありません。ただし、今回は全出品作品、ハズレなしという印象をもちました。

展覧会を鑑賞するテーマは、個々で決めればよいと思うのですが、私は今回は女性の美や力というよりも、古代エジプト美術の技術と表現の素晴らしさに注目しました。彫像も是非真横から鑑賞することをおすすめします。美術史上、横顔をこれほど美しく描ける時代は、古代エジプトに勝る時代はないかもしれません。各作品の状態も素晴らしくメトロポリタン美術館の底力を再確認しました。

なお、同展覧会は、この後に神戸会場でも開催されます(下記に詳細あり)。

では、今日はこの辺で.

「メトロポリタン美術館 古代エジプト展 女王と女神」
東京会場
会場:東京都美術館 企画展示室
会期:2014年7月19日(土)~9月23日(火・祝)
休館:月曜日 (ただし79月15・22日は開室。 9月16日は閉室)
開室時間:9:30~17:30 入室は閉室の30分前まで (金曜日は21:00 まで)

神戸会場
会場:神戸市立博物館
会期:2014年10月13日(月・祝)~2015年1月12日(月・祝)
休館:月曜日 (ただし祝日および12月22・29日、1月5日は開館)、12月31日、1月1日
開館時間:9:30~17:30(土曜は19:00)入館は閉館の30分前まで

「メトロポリタン美術館 古代エジプト展 女王と女神」公式サイト
http://met-egypt2014.jp