日本国宝展 トーハク あたりまえですが全部国宝でした

2014 11 29

現在トーハク(東京国立博物館)で開催中の「日本国宝展」へ行ってきました。会場の平成館入館までの時間が約70分から80分。もちろん外で立って待ちます。閉館間近になると入館までの待ち時間も10分程度になるそうなのですが、やはり鑑賞時間が少なくなります。というわけで、今回は70分待ちました。キツカッタ。

内容はですね、今年の東京で開催された西洋美術を含めた展覧会全体からみても、(私的に勝手にランク付けさせていただくならば)第一位の内容でした。もちろん出品作品が全て国宝。しかもどれもが日本史や日本美術史の教科書に出てくる作品ばかりでして、その迫力はやはり国宝級。

私的に一番驚いたのが作品番号2、奈良法隆寺の《玉虫厨子》(7世紀)でした。え〜これがあるの!と会場入口近くからびっくり。同展覧会の公式サイトの「見どころ」にも紹介されていないし、まさかの出品でした。

玉虫の羽を装飾に使っているところから《玉虫厨子》と呼ばれているのですが、現存している羽はほとんどありません。しかし、同作品近くで見知らぬ博学な紳士の方が、厨子の装飾部分に一枚だけ光っている羽の場所を教えてくださいました。本当にそこだけ小さいのですが羽が光っていました。我々の近くにいる人達も「なになに?」となりまして、その紳士の周囲に知的なコミュニケーションの輪が広がっていました。もちろん有名な《玉虫厨子》の捨身飼虎(釈迦の前世の王子が飢えた子虎のために母虎に自らの身体を差し出す話)図もじっくり鑑賞出来ました。

他にもお宝が沢山がありました。ただ、しいていえば、多くの展示作品(特別出品正倉院放物を含む)の展示期間が限定されており、一度の来館で全部の作品を鑑賞することは不可能でした。個人的には、正倉院の《鳥毛立女屏風》(8世紀)は是非見たかった。。。残念。

待っている時間と鑑賞している時間で3時間。体力勝負ですが行く価値はあります。なお最終日は12月7日(日)です。

では、今日はこの辺で。

日本国宝展
会期:2014年10月15日(水)~12月7日(日)
会場:東京国立博物館 平成館〔上野公園〕
開館時間:午前9時30分~午後5時
*<開館時間延長のお知らせ>
「日本国宝展」および総合文化展は開館時間を20:00までに延長。
11月28日(金)~30日(日)、12月3日(水)~7日(日)は午後8時まで。12月1日(月)は休館、2日(火)は午後5時まで。
*入館は閉館の30分前まで

東京国立博物館
http://www.tnm.jp/
日本国宝展公式サイト
http://kokuhou2014.jp/index.html