「高松次郎ミステリーズ」東京国立近代美術館 高松ワールドを体験

2015 02 20

先日、東京国立近代美術館(MOMAT)で開催中の「高松次郎ミステリーズ」へ行ってきました。高松次郎(1936-1998)は、日本の現代美術の代表的なアーティストの1人ですが、今回の展覧会は、彼の回顧展として現代美術ファンには注目されているそうです。

現代美術は、作品を制作する目的やその意図が制作者であるアーティスト自身の言葉によって残されている場合が多いので、それを理解した上で作品を鑑賞することが可能です。しかし、正直、それでも理解困難な場合が多いです。その理由と一つとして、アーティスト独自の世界観を視覚化することが、作品制作の目標でもあるので、その「独自の世界観」が一般とかなり離れている場合は「わけがわからない」。それでもアーティストの視点に可能な限り近づこうとすると、作品から見えてくる「何か」を発見出来ることが現代美術を鑑賞する楽しみの一つです。

高松次郎の作品を理解するための私が見つけたキーワードは、「次元」「実在」「物質」でした。それらの一般的な概念を高松ワールドで全部バラバラにして、数学と哲学を基本とした彼独自の価値観によって再構築されたものが、彼の作品なのかなと思いました。

上の画像は、同展覧会の出口を出たところに展示されていました(撮影可でした)。サングラスをかけている男性が高松次郎本人です。よく見ると不思議な影が写っています。それこそ「高松ミステリーズ」ですから、謎解きは同展覧会でどうぞ。

では、今日はこの辺で。

高松次郎ミステリーズ
会場:東京国立近代美術館 企画展ギャラリー
会期:2014年12月2日(火)~2015年3月1日(日)
開館時間:10:00-17:00 (金曜日は10:00-20:00)
※入館は閉館30分前まで
休館日:月曜日