フィレンツェ、2日目、ウフィツィ美術館、《ヴィーナスの誕生》

IMG 4842 1024

昨日の答えは、サンドロ・ボッティチェリ作《ヴィーナスの誕生》(1484年頃)です。一昨日の画像でもおわかりのように、大きな作品ですが、細部の描写までボッティチェリは気を抜いていません。今まで、あきるほどこの作品は、図版で見てきて、わかっているつもりでした。しかし、本物を目の前にして、ボッティチェリの描写の繊細さは、図版からは全く想像出来ませんでした。まず、ヴィーナスが立っている貝殻のと彼女の足元の波の表現に心を奪われました。画面左側では、風神ゼフロスとアウラが風をふいて波を起こしています。その風に、はらはらと舞い落ちる花の美しさをカメラで撮れればよかったのですが、見事にピンボケでした。少女漫画顔負けのロマンチックな表現に、今までのボッティチェリに対する印象が変わりました。