フィレンツェ、2日目、ウフィツィ美術館、《若きヴァッカス》

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昨日の手は、カラヴァッジョ作《(若き)ヴァッカス》(1598年)のヴァッカスの手でした。ヴァッカスは、ローマ神話のワインの神様です。よく見るとワイングラスを持つ神様の手は、決して清潔ではありません。神々しいというよりは、生々しい。この作品は、来日して、国立西洋美術館にて「カラヴァッジオ展」(2016年3月1日~2016年6月12日)で公開されました。実は、この作品、ウフィツィ美術館では、画像のように黄色の壁にかかっていたのですが、国立西洋美術館の「カラヴァッジオ展」では、濃い青の壁に展示されていた記憶があります(間違っていた場合は申し訳ありません)。どちらがよろしいのかは、好みですね。私は、黄色の壁が、やはりカラヴァッジオ「らしい」かなと思います。だからといって、この作品を国立西洋美術館で黄色の壁にかけてしまうと、あの場に馴染まなかったかなと思います。こう考えると作品の展示方法も奥が深いです。