フィレンツェ、3日目、捨て子養育院美術館、ロッビア家の青色

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捨て子養育院美術館には閉鎖中でしたが、同養育院の中庭は入れました。そこにアンドレア・デラ・ロッビア作《受胎告知》がありました。この作品の年代は、わからないのですが、アンドレア(1435-1525) の叔父は、ルカ・デラ・ロッビア(1399-1482)です。ルカは、大理石ではなく、テラコッタ(焼いた粘土)を用いて彫刻を制作しました。そして、ルカの技術を、アンドレアをはじめとして、ロッビア家の工房が継承していきました。

画像のように、釉薬のかかった白い像(マリアと大天使ガブリエルと天使達)と背景の青色の組み合わせが愛らしいです。この白と青のコンビネーションもまた、ロッビア家の伝統です。

昨日紹介した同養育院建物外部(ブルネレスキによって1419年に施工された)の連続アーチの上部に青いメダイヨン(円形)の浮き彫りがいくつか見えます。これらもアンドレアはじめとするロッビア工房によるものでした。各メダイヨンの真ん中には子供が描かれています。多くの命がこの場所で救われたのですね。