ボローニャ、8日目、サンタ・マリア・デイ・セルヴィ教会、チマブーエ、《マエスタ》

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サンタ・マリア・デイ・セルヴィ教会は、1346年建造され16世紀に完成された歴史のあるキリスト教の教会です。教会内部に入ると第3礼拝堂にチマブーエの《マエスタ(荘厳の聖母子)》がありました(画像参照)。画像が暗くて残念ですが、この作品の制作年は、13世紀後半頃と思われます。

チマブーエの表現方法は、当時のビザンティン美術の影響が色濃く残っています。この《マエスタ》も、一見ビザンティン美術のイコンのように見えますが、近くでみるとビザンティン美術の表現とは異なる人間らしい繊細な聖母マリアの表情を見ることができるはずです。

チマブーエが描いた他の聖母子像は、ウフィツィ美術館やルーヴル美術館でも見ることができますが、14世紀イタリア美術の土台を作った彼の作品を教会の空間で見ることができて嬉しかったことを思い出しました。