マドリード、3日目、トレド、カテドラル、ベラスケス、《ボルハ枢機卿》

IMG 0703

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スペインの芸術家といえば、エル・グレコも有名なのですが、ベラスケスも外せません。

トレド大聖堂内の聖具室に、ベラスケスによる《ボルハ枢機卿》が展示されていました(ボルハ枢機卿の本名は、ガスパール・デ・ボルハ・イ・ベラスコ)。同聖具室のキャプションにはこの作品の制作年が記述されていませんでした。実は、プエルトリコのポンセ美術館に、同じくベラスケスによる《ボルハ枢機卿》が所蔵されていまして、その制作年度が1643年です。双方の作品(枢機卿の顔の表情など)を比較して、このトレド大聖堂にある《ボルハ枢機卿》もそのあたりに制作されたと推測されます。このボルハ枢機卿は、このトレド大聖堂に葬られているそうですから、トレドにとって、かなりの重要人物だと思われます。

シンプルな構成ながら、ボルハ枢機卿の人間性が伝わってくるようなベラスケスの筆遣いです。