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出雲大社と日本最大の日の丸

2013 05 23 07 59 59

ご無沙汰しています。6月になりました。東京は梅雨の季節です。

先月は島根に滞在する機会がありまして、「平成の大遷宮」の出雲大社も行ってきました。

現地よりスマホで投稿する方法がイマイチわからず、投稿が滞りまして申し訳ありません。ここのところ毎週金曜日前後にアップ出来ていたのですが。。

ひとまず、出雲大社の写真をアップします。出雲の空は、本当に雲一つない青空でした。日本の建築史上、これほど迫力がある建物は他にないのではないでしょうか。後方にみえる日の丸も、日本最大だそうです。

詳しくは、また後日。

では、今日はこの辺で。

 

 

 

イベントに参加をしてみて 第16回文化庁メディア芸術祭 

第16回文化庁メディア芸術祭も明日(2月24日日曜日)が最終日です。4部門の受賞作品のうち、アート部門アニメーション部門の作品 について私的感想を述べてみました。エンターテイメント部門とマンガ部門に関しては、感想を述べるほど自分に知識がないので、同芸術祭の受賞作品や期間中のイベントを通して学ばせてもらっています。
 
同芸術祭のイベントの中でも、私が毎回楽しみにしているのが、受賞者プレゼンテーションとシンポジウムです。前者は、製作者が自分の作品について、その意図、制作過程など語ります。つまり彼らの作品の「本当の意味」を彼らの言葉で私達は理解出来るわけです。後者も業界の関係者から様々な興味深い裏話を聞くことが出来ます。
 
エンターテイメント部門のイベントでは、優秀賞『GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動』を受賞したGRAVITY DAZE チームのディレクター外山圭一郎氏、アートディレクター山口由晃氏、リードプログラマー横川裕氏の三人によるプレゼンテーションに参加しました。ゲームをしない私でも非現実世界を視覚化する彼らの熱意に圧倒されました。このゲームは、光とか空気感の表現が繊細な「作品」で、横山氏が述べていた「アニメーションとプログラムの融合」がゲームという形で表現されていることがプレゼンテーションを通してよくわかりました。
 
マンガ部門では、功労賞を受賞された編集者・小長井信昌氏が出演する「少女マンガの立役者」というシンポジウムに参加しました。ゲストは、あの『ガラスの仮面』の作者、美内すずえ氏。『ガラスの仮面』といえば今度50巻目が発刊される人気マンガのひとつ。美内すずえ氏をデビューから育てたのが小長井信昌氏。シンポジウムでは『ガラスの仮面』が生まれた裏話を聞けましたし、贅沢な企画でした。
 
明日の最終日は、エンターテインメント部門で新人賞を受賞したIDPW制作の『どうでもいいね!』を国立新美術館の作品展示場で週末のみ1人解説している「リアルインターネットおじさん」が出没するらしいので見に行くつもりです。

第16回文化庁メディア芸術祭
公式サイト
http://j-mediaarts.jp/

アニメーション部門大賞『火要鎮』  第16回文化庁メディア芸術祭

ご存知の方も多いと思いますが、第16回文化庁メディア芸術祭の受賞作品は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門に分かれています。今年は、国内外から3503作品、応募があったそうです(*)。その中から選ばれた受賞作品展(審査委員会推薦作品も含む)が、2月13日から2月24日の間、メイン会場(国立新美術館)やサテライト会場で展示あるいは公開されています。今のメディア芸術の動向を知ることが出来ますし、実際のパーフォマンスや受賞者のプレゼンテーション、各部門に関するシンポジウムも開かれるという充実した内容で、全て入場無料です(イベントに関しては事前申込制)。

先日、アニメーション部門作品の上映会に行ってきました。六本木のシネマートで定員135人当日先着順で、上映50分前へ行って、なんと100番台。すごい人気ですねえ。

今回のアニメーション部門大賞は、大友克洋監督『火要鎮 (ひのようじん)』。この作品、第67回毎日映画コンクールでは、大藤信郎賞を受賞していました(今月7日が授賞式)。そして同コンクールでアニメーション映画賞を受賞した細田守監督の『おおかみこどもの雨と雪』は、同芸術祭では優秀賞を受賞。どちらも同芸術祭の期間中に一般公開されます(上映会日時については同芸術祭サイトをご参照ください)。

さて、上映会では大賞作品の他に審査委員会推薦作品も幾つか上映されました。印象的だったのが、アニメなのに描かれている物の「素材感」がわかるような技術でした。例えば、布の手触りのようなものがわかる感じ。

そして、大友克洋監督『火要鎮 (ひのようじん)』。大友克洋監督といえば、『AKIRA』。欧米でもファンが多い、この漫画とアニメを作った人が『火要鎮』。メイン会場の国立新美術館では、手書きの細かい説明が入った絵コンテや美術背景とダイジェスト版の映像が展示されてました。テーマは、江戸の大火のようです。さて、実際の映像(12分43秒)はどうなのか。

最初に絵巻物が出てきます。それがひも解かれ、スルスルと右から左へと流れるように絵が動いていきます。繊細な表現は、この絵巻物の縁や紙の「素材感」まで描いているようです。内容は、歌舞伎などでも有名な「八百屋お七」を思い出しました。お嬢様「お若」が「松吉」(町火消し)を思いながら、火事を大火にしてしまう。この江戸の大火が大友克洋監督の手によって、アニメの中でスペクタクルとなっていきます。哀しいけれども江戸の粋が伝わってくる作品です。後は見てのお楽しみということで。

*第16回文化庁メディア芸術祭公式サイトより
http://j-mediaarts.jp/