ボローニャ、6日目、ミラノへの日帰り旅行は、出だしのブレラ絵画館(美術館)からつまずきました。帰りの列車までは時間があったのですが、疲れもあり、今回行くのあきらめた美術館が次の二つの美術館です。
- サン・シンプリチアーノ聖堂の後に行く予定だったポルディ・ペッツォーリ美術館 (Museo Poldi Pezzoli) 。ピエロ・デル・ポッライオーロ作の横顔の美しい《貴婦人の肖像》(1470年頃)が有名です。
- ドゥオーモから徒歩で行けたはずのアンブロジアーナ図書館・絵画館。所蔵品の中でも、レオナルド・ダ・ヴィンチ《音楽家の肖像》(1485年頃)が有名です。
ただ、ポルディ・ペッツォーリ美術館とアンブロジアーナ図書館・絵画館の上記の名品二作、私は東京で見ております。前者は、2014年(4月4日〜5月25日)Bukamuraザ・ミュージアムで開催された「ポルディ・ペッツォーリ美術館、華麗なる貴族コレクション」で出品。後者は、2013年(4月23日~6月30日)東京都美術館で開催された「レオナルド・ダ・ヴィンチ展―天才の肖像」展で出品されていました。
今回は、これらの作品が本来どのような空間で展示されているのか興味があったのですが、それは次の機会でも十分ですね。そう考えるとミラノの旅は、短時間だったのですが、充実していました。
画像は、今回ミラノで一番印象に残った空間、ドゥオーモの内部です。まるで「森」の中に迷い込んでしまったような感じでした。1日いても飽きないと思います。