カテゴリー別アーカイブ: Basilica di Santa Maria Novella

フィレンツェ、3日目、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会、《ノリ・メ・タンゲレ》

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緑の回廊を出てから、少し歩くと修道士たちの墓地があります。そこに、アンドレア・デッラ・ロッビアの子、ジョヴァンニ・デッラ・ロッビア派のテラコッタ製の祭壇画《ノリ・メ・タンゲレ(我に触れるな)》に飾られた小さな聖堂があります。マグダレのマリアが、復活したイエス・キリストに出会う場面をロッビア家独特のスタイルで描いております。

左側に立つイエス・キリストが、(復活したばかりなので)自分に触らないように、とマリアに伝えています。大叔父のルカや父アンドレアの作品と比較すると、だいぶカラフルな色彩ですけれども、ロッビア家のお家芸ともいえるブルーは健在です。そして、この祭壇画の下には、1581年に亡くなったドミニコ会修道士アレッサンドロ・カポッキのの柩があります。

フィレンツェ、3日目、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会、緑の回廊(続き)

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画像は、パオロ・ウッチェロの《イブの創造》(左側)と《原罪》(右側)です。本来は、昨日の半円の画像とセットになっていました。今は修復中ということで、このような状態になっています。《原罪》の場面では、蛇が木に巻きついています。木(知恵の木)の実を食べるようにイブをそそのかしているようです。その頭は人間のようです。この後、神から食べてはいけないと言われていた実を二人は食べてしまい、楽園より追放されます。遠近法が得意のウッチェロなのですが、このような作品も描いていたのですね。

フィレンツェ、3日目、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会、緑の回廊

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再びフィレンツェへ戻ります。3日目、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の中庭から「緑の回廊」と呼ばれる回廊へ移動しました。なんと修復中でした。しかしパオロ・ウッチェロ(1397-1475年)の描いたフレスコ画は床の上ですが、展示してありました。これは、15世紀前半に描かれたとされる《アダムの創造》(右側)と《動物の創造》(左側)です。創造主の神の頭には光輪が描かれています。つまり二つの場面が一つの半円の中に描かれているのです。ドゥオーモにもウッチェロのフレスゴ画がありましたね。個人的にウッチェロ好きです。