カテゴリー別アーカイブ: Cattedrale di Santa Maria del Fiore

フィレンツェ、1日目、ドゥオーモの内陣とクーポラ(続き)

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上の画像は、昨日の画像より建物の高さが伝わってきます。ジョルジョ・ヴァザーリは、画家(ドゥオーモの天井画など)、建築家(ウフィツィ美術館の設計など)だけでなく、当時の美術のご意見番として16世紀フィレンツェの発展に貢献した人物でした。そんなヴァザーリが残した最も重要な功績は、彼の著書『芸術家列伝』(1550年)です。初期ルネサンス美術時代のチマブーエからはじまり、盛期ルネサンス美術の巨匠(レオナルド・ダ・ヴィンチミケランジェロラファエロ)を含む133人の芸術家(第2版では30人追加)の伝記を書いた『芸術家列伝』は、マニエリスム時代に活躍したエル・グレコも読んでいたそうです。もちろん、今でも、当時のイタリア美術研究に関する主要参考文献となっています。ヴァザーリの画家としての才能は賛否両論ありますが、理論派らしく優等生らしい作風が特徴です。『芸術家列伝』は、白水社から翻訳が出ていますので、興味がある方は是非。

 

フィレンツェ、1日目、ドゥオーモの内陣とクーポラ

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ドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)の内陣の近くに来ました。内陣は、教会では、主祭壇がある場所を意味します。つまり教会の中心部分になります。画面下中央に十字架のあたりに祭壇が見えます。そのあたりが内陣になります。画面上には、天井画が見えます。これがクーポラの内部となります。この天井画を描いたのは、ジョルジョ・ヴァザーリ。西洋美術史では重要な人物です。